即興的な要素も盛り込んだ尺八とピアノのデュオによる音空間。
長谷川等伯の松林図屏風からインスピレーションを得た楽曲をはじめ、アンビエントやノイズ、ポストクラシカル的な曲想のタイトル曲「cloud, misty, sun」など、和と洋の垣根を取り払ったジャンルレスの世界が繰り広げられる。
カール・ジェンキンス作品の日本初演など、国内外様々なジャンルの音楽家との活動を行ってきたタナカ マサヤ(尺八)と、2011年「Piano music & Chamber music」を発表以降、作曲活動の他、和楽器奏者とのコラボレーションも多数あるワキマル・ジュンイチ(ピアノ)との初作品集。そのサウンドはアンビエントやノイズ・ミュージックの他、ジャズや古楽からの影響を感じさせるものであり、また和と洋それぞれの要素が行き交う、まさにジャンルレスの世界を展開している。
- 光琳 Kôrin
- 月の庭 Tsuki no niwa
- Life
- 風韻 Fûin
- cloud, misty, sun
- 凱風快晴 Gaifû kaisei
- 風の旅人 Kaze no tabibito
- 松林図屏風 Shôrin-zu byôbu
- 永遠 Eien